なんだか なんだかなぁ【仮称】:別記事3:リムフォとヨウ素

なんだかなぁ【仮称】

海水魚の採集・飼育を中心に日常のできごとを綴った、まぁ、テキトーなブログっちゅう事です。

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別記事3:リムフォとヨウ素

# これは、2012.8.26 の記事「餌付けと飼育について」の補足です。

これについては、2011/2 ごろ MS-Word で記述した資料があるので、ちょっと見難いですが FC2ブログの「ワード文章から貼り付け」機能を使って貼り付けてみました。 

で、内容は、どうでもいい部分もあり、非常に長いので要約すると

(1) はじめて採ってきたウミヅキに小さなリムフォがあった
       -> ほっとけば良かったかもしれないが、凄く思い入れがあったので放置できなかった

(2) 低比重+高水温+還元BOXはリムフォを(ポップアイも)促進しているようだ
       -> どんどん大きくなってきた

(3) グリーンFゴールドで治療したら極端にひどくなった
      -> GFG は万能薬ではなかった
      -> やり方(治療法)もまずかった

(4) 代わりにヨウ素を使う事でなんとか収束した
      -> 効果はとってもおだやかだけど、その後問題が起きないので有効だと思われる

とこんなところです。

大事な大事な、初めて採ったウミヅキを落としてしまったんで「絶対繰り返さない!」という事の決意と、クラブの会報への投稿のつもりでとまとめましたが、まぁ、今でも印象に残ってますので十分役立ってますね。(結局会報には投稿してません)

以下、MS-Word 文書を貼り付けたもの。
 -> 目次からのジャンプとか、文字配置などの体裁とか、調整できるはずですが、まだやり方不明なんでとりあえず ...

----- ここから --------------------

2010/10-2011/2 ウミヅキとスダレのリムフォ治療顛末

目次

1 概要
2 飼育環境
    2.1 水槽系統図
    2.2 水槽写真
    2.3 その他の特徴
3 各水槽収容魚の配置と遷移
    3.1 10/10 大量追加前の配置(22匹)
    3.2 10/末 大量追加後リムフォ発症確認時の配置(35匹 … 赤字は新規追加分)
    3.3 11/中~12/初 リムフォ治療中(35匹)
    3.4 参考:12/末 時点(リムフォ治療完了 … 33匹)
4 経過
5 考察
    5.1 低比重+高水温+還元濾過BOXの影響
    5.2 殺菌灯の影響
    5.3 GFGの影響
    5.4 ヨウ素の影響
    5.5 直接照明について
6 付録
    6.1 参考


1 概要

低比重+高水温+還元濾過を特徴とする自作餌付け水槽飼育において、採集したチョウチョウウオ魚の大量追加+餌付け用アサリ使用による水質汚染~リムフォティシス病(以下リムフォ)発症、治療までに得たノウハウについて纏める。主に飼育環境の特殊性と、グリーンFゴールド(以下GFG)、ならびにヨウ素による治療について考察している。

 
2 飼育環境
 
まずは飼育環境を示す。次項以下に示すように小分け用の小水槽を6個、中水槽を2個連結し、総水量約300Lで、各水槽へはクーラーを経由して比較的強力なポンプ(三相PMD-641B…72L/min)で送水している。直接照明はなく、水槽設置位置上部の蛍光灯と隣に位置するサンゴ水槽のメタハラ漏れ光のみで基本的に薄暗い環境となっている。(直接照明を付けないのはコケ防止の観点からである)
 
なお、各水槽への送水とは別系統で25Wの殺菌灯を接続している。次項以下に系統図と写真を示す。


2.1 水槽系統図

餌付け水槽系統図 

水槽系統図 ①~⑥で十分に粒エサに餌付いた魚は⑦⑧に移している。今回のリムフォ治療において、発症のきっかけとなった魚の大量追加から餌付け用アサリ使用による水質汚染~リムフォ発症、治療までの各水槽の魚の配置を纏めておく。

なお、リムフォを発症したのはウミヅキ、スダレ、ニセフウライの3匹であり次項の表には太字で示した。
 
3.1 10/10 大量追加前の配置(22匹)
No
収容魚
(空き)
トノサマ(4cn)
トノサマ(2-3cm)×4、フウライ(3cm)
(空き)
(空き)
ミスジ(5cm)
アミ(6cm)、スミツキ(4cm)、フウライ(5cm)ニセフウライ(6cm)、セグロ(5cm)、ヘラルドヤッコ(6cm)、セナキルリスズメ(6cm)
ナミ(3cm)、フウライ(3cm)、アケボノ(3cm)×2、トゲ(3cm)、チョウハン(3cm)、ハタダテ(4cm)、セグロ(3cm)
 
3.2         10/大量追加後リムフォ発症確認時の配置(35赤字は新規追加分)
No
収容魚
カガミ(6cm)、ミゾレ(6cm)
カガミ(6cm)、ミゾレ(5cm)、ミナミハタタテ(5cm)、チリメン(5cm)
ミスジ(5cm)、トノサマ(2-3cm)×2、フウライ(3cm)
チリメン(5cm)、ソメワケ(5cm)、ホンソメワケベラ(4cm)
ヤスジ(7cm)、イッテン(7cm) 、ミナミハタテ(5cm)
ウミヅキ(3cm)スダレ(3cm)、スミツキ(2cm)
アミ(6cm)、スミツキ(4cm)、フウライ(5cm)ニセフウライ(6cm)、セグロ(5cm)、ヘラルドヤッコ(6cm)、セナキルリスズメ(6cm)、トノサマ(4cm)
ナミ(3cm)、フウライ(3cm)、アケボノ’3cm)×2、トゲ(3cm)、チョウハン(3cm)、ハタダテ(4cm)、セグロ(3cm)、トノサマ(3cm)×2
 
3.3 11/中~12/初リムフォ治療中(35匹)
No
収容魚
ヤスジ(7cm)、スミツキ(2cm)
トノサマ(2cm)ミナミハタタテ(5cm)、、チリメン(5cm)
ミスジ(5cm)、トノサマ(3cm)、フウライ(3cm)
チリメン(5cm)、ソメワケ(5cm)、ホンソメワケベラ(4cm)
イッテン(7cm)、ミナミハタテ(5cm)
ウミヅキ(3cm)、スダレ(3cm)
アミ(6cm)、スミツキ(4cm)、フウライ(5cm)ニセフウライ(6cm)、セグロ(5cm)、ヘラルドヤッコ(6cm)、セナキルリスズメ(6cm)、トノサマ(4cm)カガミ(6cm)、ミゾレ(6cm)
ナミ(3cm)、フウライ(3cm)、アケボノ’3cm)×2、トゲ(3cm)、チョウハン(3cm)、トノサマ(3cm)×2、、ハタダテ(4cm)カガミ(6cm)、ミゾレ(5cm)
 
3.4    参考:12/末時点(リムフォ治療完了 … 33匹)
No
収容魚
ヤスジ(7cm)
トノサマ(2cm)ミナミハタテ(5cm)、チリメン(5cm)
ミスジ(5cm)
(空き)
トノサマ(3cm)、フウライ(3cm)
(空き)
アミ(6cm)、スミツキ(4cm)、フウライ(5cm)ニセフウライ(6cm)、セグロ(5cm)、ヘラルドヤッコ(6cm)、セナキルリスズメ(6cm)、トノサマ(4cm)カガミ(6cm)、ミゾレ(6cm)
ナミ(3cm)、フウライ(3cm)、アケボノ’3cm)×2、トゲ(3cm)、チョウハン(3cm)、、ハタダテ(4cm)、セグロ(3cm)、トノサマ(3cm)×2、カガミ(6cm)、ミゾレ(5cm)、ミナミハタタテ(5cm)、イッテン(7cm)、スミツキ(2cm)スダレ(3cm)、、ホンソメワケベラ(4cm)
※チリメン、ソメワケは別のサンゴ水槽へ
 
4 経過

4.1要約
おそらく、ウミヅキは採集時には既に小さなリムフォを発症していたものと推察され、それが低比重+高水温+還元濾過ならびに、さらには魚の大量投入による水質悪化によってかなりのスピードで悪化し、同室のスダレや中水槽のニセフウライにも伝染したと思われる。
 
加えて、当初Webからの情報を元に実施した外科的措置やGFGによる治療は確実にリムフォを悪化させ、残念ながらウミヅキのリムフォは極度に悪化し、救命出来なかった。しかし徐々に悪化していたスダレ、ニセフウライについてはヨウ素治療により完治させる事が出来た。
 
4.2 詳細
No
時期
経過・措置
1
2010/10/10(Sun)
採集に備え、餌付け水槽80L換水
NO3 50ppm
2
10/20(Tue)
某南の島にて採集。ウミヅキ(3cm)、スダレ(3cm)15匹を採集して10/19(Mon) 帰宅。
一日トリートメント後、キイロサンゴハゼ2匹を除いて14匹を餌付け水槽に入れる。この時餌付け水槽は合計35匹となり、餌付け当初はアサリを用いる事を考えると、少々過密状態であり心配
3
10/31ごろ
ウミヅキの両胸ビレ先端付近に1mm程度のリムフォらしきものがあるのを確認
そのうち治ると考え放置。又、同じく南の島で採集したチリメンヤッコにポップアイ確認
4
11/6(Sat)
餌付け水槽80L換水。NO3 50ppm
5
 
リムフォは改善せず、2mm程度と少し大きくなっている。胸ビレは常に動かしているものであり、体の大きさにくらべ大きめなのでかなり目立つようになった
チリメンのポップアイは換水で治ってきた。しかし、以前採集したハタタテダイにもポップアイ確認。まだ餌付けにあさりを使っており水質が良くないと思われる。
6
11/14(Sun)
餌付け水槽80L換水。NO3 50ppm
ウミヅキをGFG入りの淡水浴させ、両胸ヒレを爪でやさしくこすると簡単にリムフォが取れたので一安心
7
11/21ごろ
両胸ビレに2mm程度のリムフォが再発しているのを確認、このまま様子見とする
なお、この頃には全ての魚で人工エサに完全移行できており、アサリは使用していないので、今後はあまり水は汚れないはず。
8
 
しかし、リムフォはかなりのスピードで大きくなり、体側にも1mm程度の転移を確認。同区画にいたスダレの背ビレへの転移も確認(背ビレに沿って2mm程度)
9
11/27(Sat)
ウミヅキGFG淡水浴。この時少しツメをあててみたが、前回と違い体の組織と一体のような感じで無理に剥がせば傷つきそうなので、断念
10
11/28(Sun)
ウミヅキGFG淡水浴
11
11/29(Mon)
ウミヅキ&スダレGFG淡水浴
12
11/30(Tue)
ウミヅキ&スダレGFG淡水浴
13
 
ウミヅキ、スダレどちらも改善せず、かえって酷くなっている??
特にウミヅキがかなり酷くなった
14
12/4(Sat)
ウミヅキ、スダレGFG淡水浴+GFG直接塗布
15
12/59ごろ
この間もウミヅキのリムフォは悪化を続け、今や全身に広がっている。スダレの背びれ部分のリムフォも3mm程度に大きくなってきた。
この頃、やっとWebからの情報「GFGを使った治療」に疑問を抱き、Webをさらに詳しく調べると、少数ながら以下の記述を発見
-   リムフォを剥がす際は細心の注意が必要で転移しやすい
-   GFGのニトロフラゾンという成分がリムフォを悪化させるので使用するな
-   赤チンが良いが現在は入手不能
-   イソジンも効果あり
もう、何が本当なのかわからず、この間は特に何も出来ていなかった
16
12/10(Fri)
以前飼育相談でお世話になった海水館を思い出し、リムフォに関する記述を探したところ、「ヨウ素治療が効果があり」との記述を発見。ヨウ素=イソジンという事で、Webの記述とも一致するし、信頼出来ると判断して早速ヨウ素を注文、同時にアドバイスを仰ぐと
イソジン直接塗布は危険なのでヨウ素添加を薦める
ヨウ素の急激な濃度アップは危険なので1週間程度かけて序所に濃くする事。最高濃度は自然界0.05ppmの半分の0.025ppmを推奨するが、必要に応じてもう少し濃くしても大丈夫であろう
- 海水館では少しずつ濃度をあげて、自然界の5倍の0.25ppm程度でも、ヤッコ、チョウチョウウオが生存できる事を確認した
との事。
17
12/11(Sat)
ヨウ素が到着したので治療開始。まずは朝、ヨウ素3ml添加
18
12/12(Sun)
朝、ヨウ素7.5ml添加
ウミヅキとスダレの写真を撮って拡大したところウミズキは肉眼よりかなり酷くちょっとショック。スダレも確実に大きくなっている。
 ウミヅキリムフォ写真e
19
12/13(Mon)
朝、ヨウ素10ml添加
夜、ヨウ素10ml添加 (今後夜添加にしたいのと、気がせいていたのでこの日は2回投入となった)
ヨウ素測定 0.03ppm
20
12/14(Tue)
夜、ヨウ素15ml添加。なんと4日目でスダレのリムフォは治癒しているようだ。リムフォの塊が脱落したと思われる。
と同時にウミヅキにも変化が現れ、体側が少し赤くなっている。これは体が爛れているのか?
また、体が固まったような、少し、泳ぎづらそうな仕草をするが、エサは食べている。
21
12/15(Wed)
朝ウミヅキの元気が無い?いつものように水槽前面に急いで泳いでは来ない。でもエサは一応つついてはいる。
夜ウミヅキが☆に
スダレはもう完全に治癒した。
ヨウ素測定 0.015ppm ??? … 測定ミス ??? (試薬の色が00.03の中間)
測定値が前回より下がっている?添加を続けているしそんなはずは無いのだが
22
12/16(Wed)
夜、ヨウ素15ml添加
23
12/20(Mon)
夜、ヨウ素15ml添加
24
12/23(Thu)
夜、ヨウ素15ml添加
25
12/27(Mon)
夜、ヨウ素15ml添加
⑦の水槽のニセフウライの左胸ヒレに極小さなリムフォ?が出来たようだ。
大きさ0.5mm程度?もっと小さいかも。
26
12/31(Fri)
朝、ヨウ素15ml添加
27
1/1(Sat)
ヨウ素測定 0.07ppm … 目標は自然界同様0.05ppm程度なのでちょっと濃いようだ。
これまでの添加周期を振り返ると、海水館の推奨どおりおよそ1週間に15ml程度で十分だと考える
28
1/8(Sat)
夜、ヨウ素15ml添加
ニセフウライは間違いなくリムフォだった。少し大きくなって、両胸ヒレにリムフォが認められるようになった。大きさ左1mm弱、右0.5mm弱。
(下の写真では同じくらいに見えるが左が大きい(注:ガラス面に盛大にある白い模様は撮影時除去するのを忘れた雑巾の拭き残しである))
ニセフウライ_リムフォ写真e
29
1/10(Mon)
ニセフウライの左胸ビレのリムフォは無くなった。右胸ビレはまだある。
NO3 測定75-100ppm
30
1/15(Sat)
無くなったニセフウライの左胸ビレのリムフォがまた大きくなってきた。右胸ビレはさらに大きく1mm程度。
NO3 測定75-100ppm
31
1/16(Sun)
餌付け水槽80L換水。NO3 測定50-75ppm
夜、ヨウ素15ml添加、ヨウ素測定 0.07ppm
32
1/17(Mon)
ニセフウライの右胸ビレのリムフォの大部分が無くなった。小さなのが少しだけ残っている。
左は相変わらず小さいのがある。
夜、ヨウ素15ml添加
33
1/23(Sun)
ニセフウライの右胸ビレのリムフォもなくなった。少しだけ跡が残っている感じ。
夜、ヨウ素15ml添加。ヨウ素測定 0.07ppm(今回は添加前に測定したが前回と変わらず?)
34
1/30(Sun)
ニセフウライのリムフォはほぼ完治。
夜、ヨウ素15ml添加。
35
2/6(Sun)
ニセフウライ初め全ての魚にリムフォは見られない。これにてリムフォ治療完了とする
夜、ヨウ素15ml添加。
 
 
5 考察
 
私自身は、以下の考察を今回の治療を通じて得たノウハウとして今後の飼育に取り入れていくつもりである。しかし、あくまで私の少ない事例を纏めた考察であり、保証するものではない。
 
5.1 低比重+高水温+還元濾過BOXの影響
 
低比重+高水温+還元濾過BOX飼育は、副作用としてリムフォを促進すると思われる。
 
以前、通常の飼育方法下のサザナミヤッコ幼魚でリムフォを経験した際は、数週間レベルでやや大きくなったかな?程度のもっとゆっくりした進行であった。今回は1週間程度で進行が認識できており、明らかに進行を促進しているものと考えられる。
 
 
5.2 殺菌灯の影響
 
25W程度の殺菌灯(Aqua Step 25W)はリムフォには有効でない。
 
今回のリムフォ治療とは別件であり、別途レポートに纏めたが、そもそも還元濾過BOXを使った飼育では雑菌が繁殖しやすいと考えている。この雑菌対策のため25Wの殺菌灯を用いて有効な事を確認したのだが、リムフォについては殺菌灯があるにも関わらず進行しており、白点同様25W程度では不十分又は無効であると考えられる。
 
 
5.3 GFGの影響
 
これは、「4 経過 」のNo. 13以降のに示したとおり、強く影響する事が推察される。GFG入り淡水浴やGFG直接塗布後はリムフォに極度の悪化が見られた。
 
参考:Webには多くのGFGによる治療推奨記事が見つかるが、より詳細に検索すると、中には上記記述を裏付ける記事も散見された。6 付録 に私の経験ともっとも近いと思われる記事を紹介する。
 
 
5.4 ヨウ素の影響
 
ヨウ素はリムフォに有効なようであるが、その効果は非常におだやか
 
リムフォが進行しつつあったスダレがヨウ素添加開始と共に直ぐに治癒したので、当初効果絶大かと思ったのだが、ヨウ素濃度を0.05ppm前後に保っていたにも関わらず、新たにニセフウライにリムフォが出現し、僅かながら進行したり、消失したりを繰り返しながら治癒まで1ヶ月以上を要した。従って確実に進行を止める、治癒させるというような明白な効果までは確認できていないが、スダレ、ニセフウライが、リムフォを促進させると思われる低比重+高水温+還元濾過BOX飼育でも治癒した事から効果はあると考える。
 
 
5.5 直接照明について
 
魚体観察に十分な明るさの証明は必須である
 
無駄なコケを繁殖させない、鑑賞は本水槽移行後でよい、という意図から直接照明は省略していたが、例え餌付け中であっても魚体の小さな変化を見逃さないため、直接照明が必須である事を痛感した。常時点灯は不要かと考えるが、十分に明るい状態で魚体観察可能な程度の照明は準備するべきである。

6 付録
 
6.1 参考1
 
記事 URL   http://necon.blog38.fc2.com/blog-entry-61.html 
(雪風さんのブログ「南国魚庵」の記事「グリーンFゴールド」)
 
           以下抜粋 ... 赤字は私が経験した重要な部分
2006年03月08日 02:36
グリーンFゴールドは、細菌性の病気や白点病治療に活躍する薬品である。海水魚用に使用するのは顆粒状のもの。グリーンFゴールド・リキッドという製品があるが、こちらは成分が全く異なるので注意。また、ただのグリーンFも違う薬剤である。
いまでこそ、白点病治療によく使われるようになったグリーンFゴールドだが、実はその歴史はかなり浅い。90年代の中頃、ソルトアンドシー誌に治療薬として掲載されたのが最初である。グリーンFゴールドによる具体的な治療方法が載ったのは、ソルトアンドシー誌No.23(1997)が初めて。それからまだ10年も経ってないのだ。

白点病治療薬としてグリーンFゴールドが一気に普及したのは、銅イオン治療に比べて非常に扱いやすく、薬害が出にくいため(後述するが、実は薬害がある)。それまでは薬局で硫酸銅を購入し、精密天秤を使って微量な量を測定しなくてはならず、非常に面倒だった。それがショップで入手できる薬が使える(淡水魚用の薬だったのだ)となれば、ショップからアクアリストまで飛びつくのは至極当然のことである。

当初は万能薬との呼び声も高かったのだが、使用例(特に長期使用)が増えるにしたがって、隠れていたデメリットが見えてきた。まず長期間に渡って使い続けていると、ろ過槽がダメージを受けてくる。これはトリートメントとして使用していた水槽が、徐々に崩壊していくという例が出てきてわかったこと。どうもろ過バクテリアに対し、長期的に悪影響を与えるようである。

次に長期薬浴していると、リムフォシスティス病の発病率が飛躍的に高くなる。これはグリーンFゴールドの副作用の中では最も多いもの。しかもグリーンFゴールドの薬液の中で発症すると、重症に陥りやすい。グリーンFゴールドの成分の中にニトロフラゾンというものがあるが、これは発ガン物質で、おそらくはその影響が出るのではないかと思われる。ちなみにニトロフラゾンは魚体への吸収率が高く、薬液が濃いと治療どころではなく魚が死んだりする。白点治療の際、基本的に規定量の半量としているのは、それが理由だ。

もうひとつは、グリーンFゴールドで長期薬浴していた魚を、まっさらの海水に戻すと短期間で死んでしまうというもの。少ない症例だが、いずれもグリーンFゴールドの使用と関係があるのはほぼ間違いない。ただ、どのような理由によるものかは分からない。

グリーンFゴールドを使用する際には、だらだらと薬浴しないことが大切。治療が終了したら、すぐに活性炭で薬を吸着し、大量換水を行うようにしたい。12週間ほどなら、後遺症の心配も少なくて済む。

----- ここまで --------------------

 
 
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Author:なべか
チョウチョウウオの飼育と採集にハマり、一日中海に潜るための体力づくりでジョギングと筋トレに励んでいる、もう55を超えたおやじです

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